アカウントを接続する
AIアシスタントは右側ドックのタブのひとつです。開くと、下部に入力欄のあるチャットパネルが表示され、まだ何も接続していなければキー追加を促す黄色の表示が出ます。
- AIアシスタントの設定を開く パネルヘッダーの歯車アイコンをクリックします。キー未設定の状態で初めてメッセージを送ろうとしたときにも自動で開きます。
- プロバイダーを選ぶ 左のナビには Anthropic (Claude)、Google Gemini、OpenAI、Claude Code (ローカル) に加え、画像生成の項目が並びます。
- キーを貼り付ける 各プロバイダーの画面では、自分の API キーと、必要ならモデル ID、OpenAI 互換プロバイダーの場合はベース URL を入力できます。デフォルトは Anthropic が claude-opus-4-8、Gemini が gemini-2.0-flash、OpenAI が gpt-4o です。
- 保存してこのプロバイダーを使う キーが設定されるとヘッダーのサブタイトルが緑色の Ready に変わります。黄色のままなら、まだキーが必要です。
バックエンドはありません。キーはブラウザのローカルストレージに保存され、呼び出しはページからプロバイダーへ直接送られます。Rayzia がキーを見ることは一切なく、使い切ってしまう共有キーも存在しません。裏を返せば、請求もレート制限もあなた自身のものです。
Claude Code をローカルで動かしているなら、API キーが一切不要な4つ目の方法があります。Claude Code (ローカル) の画面にはブリッジポート、Connect ボタン、コピーして渡す SKILL.md が用意されています。通信はループバック限定のローカル MCP サーバーとの間で行われ、ブラウザごとに生成されるケイパビリティトークンが、渡す SKILL.md のコピーに埋め込まれます。
実際にできること
アシスタントは41個のセマンティック動詞のレイヤーを通じて動作し、それらは本物のエンジンに対して実行されます。大まかに分類すると:
- 描画と選択: select、useTool、createShape、drawPath、freehand、spray、group、clearCanvas。
- テキスト: createText、setText、areaText、textOnPath、touchType、listFonts、loadFont。
- ペイント: setPaint、addGradient、widthProfile。
- エフェクト: applyEffect、applyPathEffect、applyFilter、applyBlend、transformEffect、applyEnvelopeWarp。
- 画像: generateImage、placeImage、placeImageFromUrl、searchImages。
- アセット: saveAsset、listAssets、applyAsset、generateAsset、validateAsset、およびフォルダー操作。
- 管理系: setLocked、setHidden、batch、runCommand。
できることはこのリストにとどまりません。エディタのツールとコマンドを列挙して操作できます。useTool はレール上の任意のツールを起動し、runCommand はエンジンコマンドを直接呼び出します。さらにドキュメントを読み取り、キャンバスのレンダリングを要求して確認し、利用可能なエフェクトを列挙することもできます。だからこそ「もっと立体感を出して」というお願いに、当てずっぽうではなく考え抜かれた答えが返ってくるのです。
AIの操作はすべて履歴として記録されます。呼び出された動詞ひとつが取り消し1ステップになり、何をしたかのラベルが付きます。多数の操作をまとめた batch は取り消し1回に集約されます。フリーハンドやペン系の描画は本物のツールを通して再生されるため、複数ステップになることがあります。いずれにせよ Ctrl+Z で元に戻せます。
上手なプロンプトの書き方
アシスタントは有能ですが、言葉どおりに受け取ります。がっかりする結果のほとんどは、肝心な点が曖昧なプロンプトが原因です。
- まず選択してから話しかける。 何かを選択した状態で「選択範囲を暖色系のパレットに塗り替えて」と言えば、まさにその対象に対して操作します。何も選択せずに「塗り替えて」と言えば、推測させることになります。
- 数値があるなら数値で伝える。 「120×40 の長方形を3つ、16px 間隔で縦に並べて」は仕事の指示です。「箱をいくつか」は即興演奏への招待状です。
- 手法ではなく結果を伝える。 アシスタントは自分のツールを列挙できます。「バッジの縁を手描きインク風にして」と言えば適切なエフェクトを選ぶ余地が生まれます。何を使うか正確に分かっているなら「Roughen を 2 で適用して」でも構いません。
- 小さなステップで繰り返す。 まずレイアウトを頼み、確認してから色を頼みます。長い指示ひとつは、短い指示4つよりもきれいに取り消しにくくなります。
- batch を頼む。 似た形50個をひとつの batch にすれば、取り消し1回・往復1回で済みます。キーの費用も安く上がります。
1メッセージあたり16ステップの上限があります。上限に達するとその旨のメッセージが表示されます。それはたいてい、依頼を2回に分けるべきだったというサインです。
| キー | 動作 |
|---|---|
| Enter | プロンプトを送信 |
| Shift+Enter | 入力欄で改行 |
| Ctrl+Z | 直前のAI操作を取り消す |
| Ctrl+Y | やり直し |
できないこと
AIの境界には拒否リストが設定されており、チャットから交渉することはできません。アシスタントはドキュメントを開く・保存・エクスポート・インポート・ファイル配置・印刷・閉じる・再読み込みができず、内部コマンドも呼び出せません。削除やクリアを含む通常の編集操作は許可されています。それらは取り消し可能であり、設計全体がその前提の上に成り立っているからです。
画像の扱いは意図的に狭くしています。生成画像は直接埋め込まれます。ウェブから取得した画像はドキュメントに入る前に再エンコードされるため、リモート URL がファイルに焼き込まれることはありません。
最終確認はあなたの仕事です。アシスタントは高速ですが、他のあらゆるモデルと同じく、時に自信満々に間違えます。チャットログではなくキャンバスを見てください。
Generate は別物
Generate という2つ目のタブがありますが、これはアシスタントではありません。キャンバス上の作品ではなく、ライブラリアセットを作るものです。欲しいものを説明し、Kind を Brush、Swatch、Gradient、Symbol、Filter、Stylize、Path Effect、Marker から選ぶと、結果は検証ゲートを通過したうえで、アセット の Yours 内 AI Generated フォルダーに追加されます。
ゲートはスキーマ、サイズ、数値範囲、サニタイズを検査し、さらにアセットを実際に一時適用して動作するか確認します。失敗した場合は、ゲート自身のレポートを使って1回だけ自動で再試行します。チャットのプロバイダーのキーを再利用するので、一度接続すれば両方の機能で使えます。
覚え方: AIアシスタントはドキュメントを変え、Generate は道具箱を充実させます。
よくある質問
Rayzia はAIの利用料を請求しますか?
いいえ。すでにお持ちのアカウントを接続し、利用料はそのアカウントに請求されます。無料プランでも他のすべてのツールと同様にAIパネルが使えます。
API キーはどこに保存されますか?
あなたのデバイス上、ブラウザのローカルストレージです。サーバーコンポーネントもプロキシもありません。サイトデータを消去すればキーも消え、別のブラウザでは再度貼り付けが必要です。
ローカルやセルフホストのモデルは使えますか?
OpenAI 互換プロバイダーはベース URL を受け付けます。これは Groq、Ollama、独自プロキシ向けに用意されたもので、その API を話せるものなら動くはずです。別枠として、Claude Code (ローカル) はループバックブリッジ経由で接続し、API キーは不要です。
間違ったものを描かれました。どう消せばいいですか?
Ctrl+Z です。描画以外の動詞は1つが取り消し1ステップになり、batch は1回に集約されます。フリーハンド系の描画は本物のツールを通して再生されるため、戻すのに数回の取り消しが必要な場合があります。